はじめに |
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彼のショウビジネス界での出発点は、"黒人・盲目の天才ハーモニカ少年"です。当時の時代状況を考えると、ハッキリ言って珍奇な見世物としての売り出し方です。そこから自立したアーティストに成長したのは、彼の才能と努力の賜物でしょう。 |
Uptight |
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1966年発売。
「Ain't That Asking for trouble」「Music Talk」「With A Child's Heart(大人は知らない)」の3曲でクロマチック・ハーモニカを演奏しています。 |
愛するあの娘に |
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1967年発売。原題は『I Was Made to Love Her』。
自作(共作)のタイトル曲「I Was Made to Love Her」とオーティス・レディングのカバー「Respect」の2曲で、クロマチック・ハーモニカを吹いています。 |
Eivets Rednow (Featuring Alfie) |
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1968年発売。"Eivets Rednow"という変名("Stevie Wonder" のひっくり返し)で発表した、ハーモニカを中心としたインストゥルメンタル・アルバム。スタンダード・ナンバーが中心です。バカラックの名曲「アルフィー」では普段使わない奏法も用いられ、彼の引き出しの多さに驚かされます。 |
マイ・シェリ−・アモ−ル |
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1969年発売。名作です。
美しいバラード「The shadow of your smile(いそしぎ)」も収録。 |
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Greatest Hits Vol.2 |
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1971年発売のベスト・アルバム。
前回のベスト盤以降に発売された4枚のオリジナル・アルバムの中からのセレクトと、アルバム未収録だった1967年発売のシングル1曲の、計12曲。 |
Talking Book |
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1972年10月発売。M-6の大ヒット以降、傑作シングル・アルバムを怒涛のように連発します。
ハーモニカ(クロマチック)を吹いているのは「Big Brother」1曲。シンセのような使い方をしています。 |
Fulfillingness' First Finale (ファースト・フィナーレ) |
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1974年発売。『トーキング・ブック』『インナーヴィジョン』と合わせて三部作と言われています。
グラミー賞受賞曲「Boogie on Reggae Woman (レゲ・ウーマン)」や「Creepin'」などでハーモニカを使用。 |
シークレット・ライフ |
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1979年発売。
原題は『Journey Through The Secret Life Of Plants』。植物をテーマにした学術映画のサウンド・トラックです。
「Same Old Story(果しなき道程(みちのり))」「Send One Your Love(愛を贈れば)」などを収録。 |
Original Musiquarium I (ミュージックエイリアム) |
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1982年発売。
ベストアルバムですが、新曲として「That Girl」などを収録。
同じく新曲の「Do I Do」では、ディジー・ガレスピーのトランペットとスティービーのクロマチック・ハーモニカが聴ける、お得な1曲です。 |
ウーマン・イン・レッド |
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1984年発売。原題は『Selection From The Original Soundtrack 'The Woman In Red'』。彼が音楽を担当したコメディ映画のサウンドトラック。ディオンヌ・ワーウィックとのデュエット「It's You」、唯一他の人が作曲したインスト曲「It's More Than You」でクロマチック・ハーモニカを吹いています。 |
Characters |
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1987年。温もりに満ちた「With Eaah Beat Of My Heart」,ポップとファンキーの融合「One Of A Kind」,連続した2曲でクロマチック・ハープを演奏。ハーモニカ以外だと,聖なる響きのM1,マイケル・ジャクソンと共演したM7,B.B.キングとスティーヴィー・レイ・ヴォーンがギターソロを弾くM11あたりが聴き所。 |
LIFE〜ステイ・ゴールド |
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1994年。セルフ・プロデュース以前の作品のベスト盤『Looking Back』(1977年)は廃盤。そこから20曲を選んだ『Love Songs: 20 Classic Hits』が1985年。その日本盤のボーナス・トラックとして、映画で使用され未CD化だった「Stay Gold」を世界に先がけ初収録。 20+1曲中5+1曲でクロマチック。 |
Natural Wonder |
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1995年発売。大阪とテル・アビブ(イスラエル)でのコンサートを収めたライブ盤
オリジナル・アルバム未収録の曲が3曲あります。 |
メイキング・オブ・キー・オブ・ライフ |
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ロック史に残る名盤を、オリジナル・マスター・テープを聞きながらアーティスト自身が語る、ドキュメンタリー・シリーズの1本。
最高傑作『Songs In The Key Of Life』の製作過程を、発売から20年後の1996年に、録音に参加したミュージシャンなどの証言も交え、振り返ります。 |
At The Close Of A Century |
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1999年発売。
CD4枚組、70曲収録のベスト盤。
※輸入盤です。 |
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ベスト・コレクション |
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原題は『The Definitive Collection』
2003年発売のベスト盤。 |
GRAMMY Nominees 2006 |
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2006年発売。第48回(2005年度)グラミー賞にノミネートされたアーティストの楽曲を集めたコンピレーション盤。
「From The Bottom Of My Heart」(Best Male Pop Vocal Performance 受賞)収録。 |
HOHNER Super Chromonica-280 280/64 |
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彼が以前愛用していたクロマチック・ハーモニカ。 |
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